カードの歴史 精神を刻む者、ジェイス
デッキ紹介以外の事もブログに書いていきたいと考えた結果
1枚のカードをピックアップして過去にどんな使われて方をしたのか、どんな歴史があるカードなのかを紹介したら面白いかな思いブログを書いています。
見苦しいブログではありますが、読んでいただけたら幸いです。
今回紹介するのは「精神を刻む者、ジェイス」です。
能力について
このカードは青の4コストのプレンズウォーカーで能力は
+2でプレイヤー1人のデッキトップの確認
0でブレインストーム
−1でクリーチャーのバウンス
−12でほぼゲームに勝利
初期忠誠度3となっております。
アドバンテージとボードコントロールの両方を兼ね備える最強クラスのプレンズウォーカーです。
精神ジェイスのスタンダードでの活躍
精神ジェイスの登場はワールドウェイクです。
その頃のスタンダードはジャンド(黒赤緑)の一強で、ジェイスはジャンド相手に引けを取らない性能をしてました。
ジェイスの時代がやってくるのはアラーラブロックのカードがスタン落ちし、ミラディンブロクのカード達がやってきてからです。
ミラディンの傷ブロック第一弾、ミラディの傷跡にてスタンダード期の相棒とも呼べるカード「戦隊の鷹」を手にいれます。
「戦隊の鷹」は場に出た際に同名カードを任意の枚数デッキから手札に加える事ができるカードです。
このカードは精神ジェイスの0能力ブレインストームととても相性が良くブレインストーム後に鷹でデッキをシャッフルしたり、
手札にダブついた鷹をブレインストームでデッキトップに戻し、その後鷹を場に出して戻した鷹ごとデッキ内の鷹を回収したり、無駄なくジェイスの能力を十二分に発揮できました。
また、ミラディンの傷跡ブロックではアラーラブロックの万能除去がスタン落ちした影響もあり、精神ジェイスの強さをより引き立たせていました。
そんなこんなでミラディンの傷跡ブロック第二弾、ミラディン包囲戦が発売されます。
この弾でついに悪名高きCaw-Bladeデッキが登場します。
このデッキは鷹の弱点であった火力の低さを装備品によって補ったデッキです。
その装備品をサポートするのが「石鍛治の神秘家」です。
ミラディン包囲戦で登場した優秀な装備品(剣)を使用(悪用)して戦います。
装備品を得たことでCaw-Bladeは登場のスタンダード環境でアグロ、コントロール、コンボ全てに有利が付くという化け物デッキになります。
そして、ミラディンの傷跡ブロック第三弾にて何故か更に強化が入ります。
「殴打頭蓋」と「戦争と平和の剣」です。
「石鍛治の神秘家」と「殴打頭蓋」のコンボは言うまでもなく、「戦争と平和の剣」で全てのプロテクションを得ます。
そんな訳でジェイスのスタンダード無双時代が始まります。
、、、、、、、。
精神ジェイスの伝説的な話し♯1
当時のルールではレジェンドルールが現在と違い、お互いの場に同名カードが1枚しか存在する事が出来ず、2枚目の同名カードが出た際は対消滅するルールでした。
また、「精神を刻む者、ジェイス」と「ジェイス・ベレレン」は同じジェイスプレンズウォーカーとして場に1枚しか存在する事が出来ませんでした。
そのため「精神を刻む者、ジェイス」をメタるために「ジェイス・ベレレン」がメインボードから採用されていました。
精神ジェイスの伝説的な話し♯2
グランプリダラス11において、ベスト8全員が精神ジェイスをメインボードから4枚積んでいる結果とのりました。
その後のグランプリシンガポールでもベスト8中7人が精神ジェイスを使用していました。
そして時は来ます。
2011年7月1日に「石鍛治の神秘家」と共にスタンダードにて禁止カードとなります。
スタンダードでの禁止カードは実に6年振りとなりました。
精神ジェイスのモダンの活躍
モダン制定は2011年8月でした。
なんとこのカードはモダン制定時から禁止カードに指定されていましたが、2018年2月に禁止から解放され現在に至ります。
現在では青白コントロールなどで活躍していますが、モダンにおける4コストが重いため、活躍できるデッキを選びます。
精神ジェイスの伝説的な話♯3
当時、このカードが強すぎて買っておけば後々高くなってと予想されたためジェイス金券と呼ばれていた。
精神ジェイスの伝説的な話♯4
強すぎるあまり、(神)の称号得てしまう。
これは古いジェイス「ジェイス・ベレレン」に対して新しいジェイスとして(新shin)ジェイス=(神)ジェイスとも掛けてある。
以上、今回は精神を刻む者、ジェイスの紹介でした。
皆んなブレインフェッチしてる??
それではまた